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歯科治療の良し悪しを決めるのは、単なる材料による違いだけではありません。歯科治療を提供する人間の知識や技術なのです。
よく「歯科医院はどこも一緒」といった声を聞きますが、機械、材料が同じでも、行う人間が違えば、違った結果になるのです。
だから、どんなに良い材料を用いても、使い方や診断が悪ければ治療はうまくいきません。
健康保険の問題点は、本来、歯科医院ごとで違うであろうシステム、治療を、同じと考え、治療費を全国統一価格としたことです。同じ料理でも、材料の違い、作る人の経験、技術、こだわりなどで同じ味では無い、というのが一般的で、だからそれぞれのシチュエーションにより、食べに行く場所を決めていると思います。
つまり、提供されている医療サービスも異なっているのです。このような基本的なことを無視している現在の健康保険制度には、多数の問題があるわけです。
患者さん自身が治療されるということは、医療サービスを購入する消費者となっていることを自覚し、同じ疾患でもいろんな治療法があることを自覚し、よく考えて医療機関を選ぶ必要があると思われます。 |